皆さんこんにちは。
新潟で起業して世界へ飛び立つ大学生せいがちゃんです!

今回の記事では、森岡毅さんのマーケティング極意について書いていきます!
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森岡さんのマーケティングの最大の特徴。
それは、徹底的に顧客の目線に立つことです!

森岡さんは著書にて次のように述べていました。

「消費者の方を向いて消費者のために働け」
森岡毅著, USJを劇的に変えた、たった一つの考え方, 角川書店, 2016, p28

この言葉には、
「モノやサービスを売りたければ、自分がどうしても提供したいものよりも、
顧客の心の奥底にあるニーズ、求めているものを考えに考え、提供すべきだ」
といった意味があると考えます。

顧客が自分の提供するものに対して、
本能的に何を期待しているのか、どのような欲求を満たしたいのか、
つまり、インサイト(insight)を理解し、そのうえで戦術、戦略立てをしていくことが
とても大事になります。

ここで大事となるのが、如何にしてインサイトを理解していくかなのですが、
ここが森岡さんが凄いところです。

例としては、森岡さんが再建を任された、
大自然あふれるテーマパーク、「ネスタリゾート神戸」でのエピソードです。
顧客に大自然でどのようなことが本能的に刺さるのかを理解するために、
約2年かけて狩猟免許を取得し、山の中で実際に狩猟を行いました。
これを行ったことで、消費者の本能(インサイト)を自分自身が理解し、
自然の魅力を心の奥底から感じることができたと語っています。
その結果、コロナ禍にも関わらず、事業は黒字化へ転向し、再建に成功しました。

このように森岡さんのやっていることは人の真似をしない、
そして何より顧客にどこまでも熱心で、顧客のことを思い続けている姿勢
この情熱こそが日本を明るくし続けているのだな感じます。


しかし、なぜ多くの人が顧客視点に立つことができていないのでしょうか。
森岡さんはこのようなことも著書にて記していました。

会社というたくさんの人が集まっている集団の中では、会社の利害と個人の利害が必ずしも一致しない
森岡毅著, USJを劇的に変えた、たった一つの考え方, 角川書店, 2016, p33

会社においては様々な利害関係が交錯しており、
中々自分自身のやりたいこと(顧客視点に立ったものを作ること)が難しいです。

ここで重要となるのが、意見を突き通す力です。
森岡さんは上記の問題に対して、
周りを巻き込んで意見を突き通すことが大事である、としています。


徹底的な顧客目線、会社内で意見を突き通す力
この2点が森岡さんが日本最強のマーケターになった、極意です!

いかがだったでしょうか。
事業が上手く軌道に乗らない等のことがありましたら、
是非一度、顧客心理を徹底的に調査してみてください!
次回は、3部構成の最後の記事として、
「森岡さんの見据える未来」について書いていきます!
お楽しみに~

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